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© Junpei Takeuchi Dental Clinic
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デンタルメモ96 「当院での小児歯科(むし歯)への取り組み」
こんにちは。少し遅くなりましたが、デンタルメモ96です。おかげさまで、当院を継承して早一年経ちました。色々な変化がある中、それでも当院を選んでくださる皆様に心より感謝申し上げます。
今回は、『当院での小児歯科(むし歯)』についてです。『当院での』と強調するのは、最近の小児歯科には、歯科医師それぞれの考え方が強く影響されるからです。歯科知識を踏まえて、3歳の子供を持つ自分が感じていることを皆様に伝えていきたいと思います。
🌟子どもたちのお口にとって、親が知っておくべき事とは?
親目線ですが、子どものお口で気をつけたい最優先はむし歯にならない!ことだと思います。ではむし歯にならないためにはどのようにすればいいでしょうか。僕が学校で勉強したのは以下のことでした。
🌟しかし、世の中のお母さんたちはとっても忙しい・・・
自分に子どもができるまで、そして小児歯科の専門セミナーを受講するまでは、上記のイメージしかありませんでした。しかし、子供がいるお父さん・お母さんは当然わかるように、上記5つを完璧にこなすことはとてもとても難しいです。
もちろん自分の妻にもそれを強いること、また子供を制限することは難しいと感じました。他の教育で例えると「YouTube(ユーチューブ)を見せると、目や脳に良くないよ」という言葉も、実際に子育てしているとなかなか言えないことと似ていると思います。子ども1人でも大変なのに、さらに2人、3人となるともっと大変ですよね・・・
🌟当院で大事にしていること
ということで、当院ではもう少し緩〜く、
・フッ素大事だよね!そして定期的に歯医者に行きましょう!
になります。食器の共有やチューなどは子どもとのスキンシップの一環として大事にしてあげてください。おじいちゃんやおばあちゃんからお菓子をもらって喜んでいる子供を制止しなくてもいいです。夜が寝つけないなら、卒乳の時期が遅くなることもあるでしょう。あまり無理して過敏になることはありません。
フッ素はとても大事なもので、子どもの歯を強くする、初期のむし歯を元に戻す、汚れが付きにくくなる、といった効能があります。普段の歯磨き粉(2023年から推奨の濃度が変わっています)だけでなく、歯医者で行う、年3回程度の高濃度フッ素塗布も効果的です。また定期的に歯医者に行くことで、お父さん・お母さんの子どもの口に対する関心・モチベーションを上げることも可能です。
歯医者に行く習慣は、子供たちにとっても必要な成長過程だと思っています。皆様お忙しいとは思いますが、歯医者さん嫌いの子どもにならないためにも、子どものお口が健康であるようにご協力お願いします。
R 5. 1