予防歯科|JR六甲道駅・阪急六甲駅より徒歩5分。親知らずが気になるなら|竹内じゅんぺー歯科

  • 〒657-0051 兵庫県神戸市灘区八幡町2-1-29
ご予約・お問い合わせ078-851-3132

078-219-4949

診療時間…9:00 12:00 / 15:00 19:00(土…9:00 13:00のみ)

  • 土午後:随時オペ対応
  • 休診:水・日・祝

予防歯科

© Junpei Takeuchi Dental Clinic

Preventive dentistry

予防歯科

当院の予防歯科の考え方

予防歯科

患者のタイプを診断した上で、患者自身が可能な限りの高い要求を行います。熱意なく、やんわり伝えるだけでは、口の中の意識は上がらないと考えているからです。患者指導を重きに置くため、必要であれば60分以上時間をかけて伝えていくようにしています。

具体的には、歯ブラシの当て方、歯磨き粉の選択、フッ素の推奨、フロスや歯間ブラシなど補助用具の適切な選択と使用法、また患者自身が現在の口の中をイメージしやすくなるようにマイクロ(顕微鏡)を用いて、実施の動画を見てもらいその必要性を理解してもらう、などのことを行います。

検診も、考えなく3〜4ヶ月と固定するのではなく、患者一人一人に合わせた検診期間をこちらで設定していきます。改善が見られた場合は間隔を空け、悪化した場合は短い間隔で受診してもらいます。虫歯や歯周病が進行しないように、またむし歯を削るや抜歯するといったような歯科治療が行われない口腔環境を目指していくことが、当院の予防歯科の目標となります。

予防歯科とは

歯医者は、歯が痛くなったり、むし歯の治療をしたりするときだけに行くもの、と思っていませんか?もちろん、お口のトラブルに気づいたらできるだけ早く歯科を受診することが大切です。しかし生涯を通してお口の健康を守るためには、病気を未然に防ぐ「予防」が重要です。
当院の予防歯科の考えは、むし歯や歯周病にならないように口の中の意識をあげること、そのための定期的な受診をおすすめしています。他のジャンルでいうと、いい化粧水を塗り肌を保つ、体調を整えるために暴飲暴食をしない、ジムにいって体を鍛える、1日8時間寝る、なども全身の健康維持・予防と言えるのではないでしょうか?
それと同様に、予防歯科を意識することで、できるだけきれいな口を目指し、また生涯ご自分の歯で、周りの人たちとおいしく食事ができるように努力してはどうでしょうか?

プロフェッショナルケアとセルフケアのどちらもが必要です

予防歯科の中心となるのはセルフケアと定期的なメインテナンスです。
「予防」の基本は毎日の歯みがきですが、歯と歯のすき間や歯ぐきの溝、奥歯の汚れは、自己流の歯ブラシだけでは完全に除去することはできません。そこで歯科医師、歯科衛生士らによる口腔衛生指導とプロフェッショナルケアが必要となってきます。
まずは専門家の歯のクリーニングを受けて、細菌の温床となるバイオフィルム(強力に付着した多種の細菌の膜)や歯石を取り除くことができ、お口の汚れを除去できます。その後、バイオフィルムや歯石が蓄積しないよう、フロスや歯間ブラシも用いて、指導を受けたように歯磨きしていく必要があります。

歯科で行うプロフェッショナルケア

プロフェショナルケアでは歯垢や歯石の除去をはじめ、口腔内診査、歯みがき指導などを行います。

PMTC
(プロによるクリーニング)

PMTCとは、専門家が専用の機器を使用して歯を磨き上げる(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という意味の略称です。毎日の歯みがきでは落ちない歯の汚れやバイオフィルムを、予防ケアのプロである歯科医師や歯科衛生士が、専門器具を用いて、歯面とその周辺の歯周組織から徹底的に除去していきます。このクリーニングによって、汚れの再付着の予防も期待できます。

スケーリング(歯石取り)

歯石は歯垢(プラーク)が石灰化してできた硬い塊で、歯みがきなどの通常のセルフケアでは除去できません。歯科ではスケーラーという専用の器具を使用して、歯の表面や歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)内にある歯垢や歯石を徹底的に除去します。このスケーリングは、初期の歯周病(歯肉炎)を改善する治療としても行います。

エアフロー

エアフローは歯のこびりついた汚れをしっかり落としていく、歯専用のクリーニング機器です。エアフローではまず歯垢を薬液で染めます。普段、歯みがきができていない部分やバイオフィルムがあるところがはっきり認識できます。そうした部分を中心に、小さな粒子を吹き付けながらジェット流水で同時に洗い流し、こびりついた歯垢や汚れをしっかり取り除いていきます。ブリッジの下や被せ物、インプラントまわりの汚れなどもスッキリ落とすことができます。
粒子はパウダー状なので、歯に優しくダメージを与えません。エアフローを行ったあとは、歯の表面がツルツルします。歯垢や歯石、バイオフィルムなどの再付着も防ぎ、むし歯や歯周病などのリスクを低減できます。

フッ素塗布

フッ素塗布は小児歯科専用と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、成人のむし歯予防にも効果的です。
フッ素(フッ化物)にはその科学的特性から、「初期のむし歯を治す」「歯のエナメル質を強くする」「むし歯菌の活動を抑える」という効果が期待できます。
定期的なフッ素塗布で歯をコーティングすることによって、むし歯を予防します。3カ月に1度程度行うことが理想です。

ご自宅で行うセルフケア

一人ひとり歯並びも違いますし、歯みがきの仕方にも癖があります。セルフケアの指導では、各個人に合わせた歯みがきの方法や、歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスの選び方などをお伝えし、ご自宅でのセルフケアをより効果的に行えるようにサポートいたします。

ブラッシング方法

むし歯や歯周病の原因は歯垢です。この歯垢は丁寧なブラッシングによって、大部分を取り除くことができます。ブラッシングは、みがき残しを防ぐため、1本1本の歯を優しく丁寧にみがくことが基本です。

デンタルフロス

歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスを使用すると落ちやすくなります。糸状のデンタルフロスは、歯と歯のすき間に通して汚れを落とします。ホルダーがついたフロスもありますので、使いやすいものを選択してください。

歯間ブラシ

歯間ブラシは歯と歯の間の汚れを落とします。様々な太さの歯間ブラシがありますので、ご自分の歯に合ったものを選びましょう。自分で判断すると、逆に歯肉を傷つけてしまうことがあります。前歯と奥歯で歯と歯のすき間が異なる場合は、それぞれ太さに合わせて使い分けます。