デンタルメモ71  ホワイトニングについて|竹内じゅんぺー歯科|神戸市灘区六甲の歯科・歯医者

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デンタルメモ71  ホワイトニングについて


 

 

竹内歯科医院    デンタルメモ№71

 

「最近のホワイトニングについて」

 

こんにちは。昔から「明眸皓歯」という言葉がありますが、澄んだ瞳と白い歯は美人の条件とされています。確かに笑った時にキラリと見える白い歯は男女問わず、健康的で若々しく、清潔なイメージをもたらします。そのような「白い歯」にするため、最近では歯科医院で歯の漂白:ホワイトニングをされる方も増えているようです。竹内歯科では歯に対するダメージを懸念して、従来はあまりお薦めしていませんでしたが、新しいホワイトニング剤が開発されたことを機にオフィス・ホワイトニングを始めました。

そこで今回は「ホワイトニング」についてお話ししたいと思います。

 

  • 歯の色が変わる原因と対処法

私たちの歯の色は真っ白ではなく、やや黄色みを帯びた白です。これは歯の表面にある半透明のエナメル質を介して、象牙質の色が映し出されるからです。この象牙質の色やエナメル質の厚みが個々によって異なるために、歯の色には個人差が生じます。

歯の色が変わる原因は、大きく分けて3つあります。

 

1、歯の表面の汚れ

毎日磨いているつもりでも、どうしても「磨き残し」が出てきます。それが次第に頑固な汚れとなって歯の表面にこびりついてきます。そこにコーヒーや紅茶などの茶渋やタバコのヤニなどが付着すると、さらに黒っぽく変色してきます。

 

このような方には歯科医院で行うクリーニングがお薦めです。歯磨きでは落とせない頑固な汚れが落ち、その人本来の歯の白さに戻すことができます。

 

2、加齢や遺伝による変色

私たちの歯は年齢を重ねるとともに、内部にある象牙質の厚みが増し、黄ばみとして年々色が濃く見えるようになります。また、若くても遺伝的に色の濃いい歯の方もいます。

このような方にはホワイトニングがお薦めです。これにより本来の歯の色よりもさらに白い歯になります。(正確に言うと、黄ばみが少し薄くなったような白さです。)

ただし、ホワイトニングの効果には個人差や歯種による差があります。

 

3、歯の内部構造に問題がある変色

歯の神経が死んでしまったり、薬剤の副作用(幼少期)などにより内部構造に異変を生じ、歯が変色する場合があります。

 

このような方で軽症な場合、ホワイトニングで色調が改善する場合もありますが、完全に白くするのは難しいようです。このような場合、歯を削ってセラミック等で被せることをお薦めします。

 

◆まとめ

ホワイトニングは歯を削らなくてよいのが最大の利点ですが、どんな歯でも白く出来るわけではなく、個々の症例に応じた対処をすることが大切となりますので、ご相談ください。ホワイトニングの方法等や問題点については、次回に詳しくお話しします。

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